賛同者一覧(11月14日20時00分現在、796名、ふりがな五十音順)

(公開可とされた方のお名前のみを記しています)
愛甲 雄一(成蹊大学)、青山 亨(東京外国語大学)、青山 征彦(駿河台大学)、秋風 千惠(大阪市立大学)、秋月 望(明治学院大学)、秋林 こずえ(立命館大学)、秋山 晋吾(一橋大学)、阿久澤 麻理子(大阪市立大学)、明戸 隆浩(関東学院大学ほか)、浅井 健一郎(京都大学)、浅田 明(信州大学)、浅田 進史(駒澤大学)、浅野 健一(同志社大学)、阿部 小涼(琉球大学)、阿部 太郎(名古屋学院大学)、阿部 範之(同志社大学)、阿満 利麿(明治学院大学)、新井 保幸(筑波大学)、有田 佳代子(敬和学園大学)、晏 妮(明治学院大学)、安 龍洙(茨城大学)、庵逧 由香(立命館大学)、イ ヨンスク(一橋大学)、李 泳采(恵泉女学園大学)、飯田 泰三(島根県立大学)、碇山 洋(金沢大学)、井口 高志(奈良女子大学)、池 享(一橋大学)、池内 靖子(立命館大学)、池田 和弘(上智大学)、池田 伸(立命館大学)、池田 浩士(京都精華大学)、石井 美保(京都大学)、石井 有希子(九州大学)、石川 久仁子(大阪人間科学大学)、石川 求(首都大学東京)、石黒 圭(一橋大学)、石坂 浩一(立教大学)、石埼 学(龍谷大学)、石田 憲(千葉大学)、石田 美智代(静岡大学)、石原 俊(明治学院大学)、出水 薫(九州大学)、磯貝 治良(金城学院大学)、イダ ヒロユキ(立命館大学)、板垣 雄三(東京大学)、板垣 竜太(同志社大学)、市野川 容孝(東京大学)、一宮 春水(広島市看護専門学校)、一盛 真(鳥取大学)、伊津野 知多(日本映画大学)、伊藤 一彦(法政大学)、伊藤 正子(京都大学)、伊藤 るり(一橋大学)、稲 正樹(国際基督教大学)、稲垣 紀代(四国学院大学)、稲月 正(北九州市立大学)、稲葉 敏雄(東京都市大学)、稲葉 奈々子(茨城大学)、井野 博満(東京大学)、井上 惠美子(フェリス女学院大学)、今井 信雄(関西学院大学)、今泉 裕美子(法政大学)、今滝 憲雄(武庫川女子大学)、任 正赫(朝鮮大学校)、任 美玲(朝鮮大学校)、岩佐 和幸(高知大学)、岩崎 誠(東京海洋大学)、岩崎 稔(東京外国語大学)、岩鼻 通明(山形大学)、印藤 和寛(関西大学)、禹 在秀(朝鮮大学校)、上地 美和(沖縄国際大学)、上野 隆生(和光大学)、植村 邦彦(関西大学)、鵜飼 哲(一橋大学)、浮葉 正親(名古屋大学)、牛江 一裕(埼玉大学)、宇城 輝人(福井県立大学)、内田 龍史(尚絅学院大学)、内海 愛子(大阪経済法科大学)、宇仁 宏幸(京都大学)、宇野田 尚哉(大阪大学)、生方 卓(明治大学)、江利川 春雄(和歌山大学)、遠藤 基郎(東京大学)、呉 世宗(琉球大学)、呉 永鎬(東京学芸大学)、及川 英二郎(東京学芸大学)、大内 秀明(東北大学)、大岡 聡(日本大学)、大門 正克(横浜国立大学)、大河内 泰樹(一橋大学)、大粼 功雄(北海道教育大学)、大澤 覚(法政大学)、大島 宏(東海大学)、太田 修(同志社大学)、太田 美幸(立教大学)、太田 仁樹(岡山大学)、大出 良知(東京経済大学)、大友 りお(日本映画大学)、大西 広(慶應義塾大学)、大貫 敦子(学習院大学)、大橋 史恵(早稲田大学)、大橋 基博(名古屋造形大学)、大前 哲彦(大阪音楽大学)、岡島 克樹(大阪大谷大学)、岡田 健一郎(高知大学)、岡田 泰平(成蹊大学)、岡田 正則(早稲田大学)、岡野 八代(同志社大学)、岡野内 正(法政大学)、岡本 健(早稲田大学)、小ヶ谷 千穂(横浜国立大学)、岡山 茂(早稲田大学)、小川 敦(一橋大学)、小川 美登里(筑波大学)、小川 雄平(西南学院大学)、小川 芳範(慶応義塾大学)、隠岐 さや香広島大学)、奥本 京子(大阪女学院大学)、長 志珠絵(神戸大学)、長田 満江(筑波学院大学)、小沢 弘明(千葉大学)、小田原 琳(東京外国語大学)、越智 正樹(琉球大学)、落合 知子(神戸大学)、O'Dea John(東京大学)、小野田 正利(大阪大学)、小野寺 幸子(明星大学)、小畑 精和(明治大学)、面矢 慎介(滋賀県立大学)、柿木 伸之(広島市立大学)、柿原 泰(東京海洋大学)、加國 尚志(立命館大学)、柏木 敦(兵庫県立大学)、糟谷 憲一(一橋大学)、綛田 芳憲(北九州市立大学)、綛谷 智雄(近畿医療福祉大学)、片岡 豊(作新学院大学)、片岡 洋子(千葉大学)、片山 晶子(東京大学)、片山 一義(札幌学院大学)、片山 文雄(東北工業大学)、勝村 誠(立命館大学)、加藤 茂生(早稲田大学)、加藤 三由紀(和光大学)、金原 瑞人(法政大学)、我部 聖(沖縄大学)、神谷 健一(大阪工業大学)、加用 一者(東邦大学)、河 かおる(滋賀県立大学)、河合 優子(立教大学)、河上 幸子(京都外国語大学)、川口 隆行(広島大学)、川口 俊明(福岡教育大学)、河崎 祐子(信州大学)、川瀬 貴也(京都府立大学)、川添 歩(立正大学)、河西 秀哉(神戸女学院大学)、川野 英二(大阪市立大学)、康 成銀(朝鮮大学校)、菅 道子(和歌山大学)、菊池 恵介(同志社大学)、岸 政彦(龍谷大学)、岸本 美緒(お茶の水女子大学)、北 明美福井県立大学)、北川 知子(大阪教育大学)、北波 道子(関西大学)、北村 嘉恵(北海道大学)、北村 順生(新潟大学)、貴堂 嘉之(一橋大学)、君塚 仁彦(東京学芸大学)、金 優綺(朝鮮大学校)、金 友子(立命館大学)、金 京愛(京都大学)、金 京子(大谷大学)、金 光男(茨城大学)、金 俊行(甲南大学立命館大学関西学院大学)、金 晟基(インディアナ大学)、金 哲雄(大阪経済法科大学)、金 貞愛(北九州市立大学)、金 富子(東京外国語大学)、金 鳳珍(北九州市立大学)、金 明秀(関西学院大学)、金 牡蘭(早稲田大学)、金 陽昇(朝鮮大学校)、金 栄鎬(広島市立大学)、木村 真希子(明治学院大学)、清末 愛砂(室蘭工業大学)、金 貴東(朝鮮大学校)、金 泰植(獨協大学聖心女子大学)、金 誠(札幌大学)、金 正浩(朝鮮大学校)、草山 太郎(追手門学院大学)、葛野 尋之(一橋大学)、楠原 彰(國學院大學)、轡田 竜蔵(吉備国際大学)、工藤 正子(京都女子大学)、久保 新一(関東学院大学)、久保 富三夫(和歌山大学)、久保木 秀夫(鶴見大学)、久保田 裕之(大阪大学)、久保田 貢(愛知県立大学)、熊岡 路矢(東京大学大学院)、熊沢 透(福島大学)、神代 健彦(相模女子大学)、久米 順子(東京外国語大学)、蔵原 清人工学院大学)、栗山 次郎(九州工業大学)、黒坂 愛衣(埼玉大学)、黒田 光太郎(名城大学)、黒田 俊郎(東京電機大学)、桑原 敏明(筑波大学)、計良 光範(北海道教育大学)、呉 紅敏(大阪経済法科大学)、高 演義朝鮮大学校)、小池 隆太(山形県立米沢女子短期大学)、高 賛侑(近畿大学)、高 龍秀(甲南大学)、高 榮蘭(日本大学)、紅野 謙介(日本大学)、國分 麻里(筑波大学)、越田 清和(北星学園大学)、小関 隆(京都大学)、後藤 仁敏(鶴見大学)、後藤 雄介(早稲田大学)、小西 正人(北海道文教大学)、小林 清治(大阪大学)、小林 知子(福岡教育大学)、小林 宏明(金沢大学)、駒込 武(京都大学)、五味渕 典嗣(大妻女子大学)、小宮 木代良(東京大学)、小宮 友根(明治学院大学)、子安 潤(愛知教育大学)、今 正秀(奈良教育大学)、近藤 弘(山梨英和大学)、近藤 弘幸(東京学芸大学)、斉藤 綾子(明治学院大学)、斉藤 小百合(恵泉女学園大学)、齋藤 純一(早稲田大学)、斎藤 敏康(立命館大学)、齋藤 直子(大阪樟蔭女子大学)、斎藤 周(群馬大学)、斉藤 善久(神戸大学)、三枝 令子(一橋大学)、酒井 隆史(大阪府立大学)、酒井 裕美(大阪大学)、坂上 康博(一橋大学)、坂口 緑(明治学院大学)、坂本 功(名古屋工業大学)、坂元 ひろ子(一橋大学)、坂本 悠一(立命館大学)、佐久間 孝正(立教大学)、櫻田 和也(大阪市立大学)、笹尾 敏明(国際基督教大学)、佐々木 啓(一橋大学)、佐々木 祐(大阪市立大学)、佐々木 寛(新潟国際情報大学)、佐竹 久仁子(姫路獨協大学)、佐竹 眞明(名古屋学院大学)、定森 秀夫(滋賀県立大学)、佐藤 泉(青山学院大学)、佐藤 信行(立教大学)、佐藤 政憲(名古屋市立大学)、佐藤 守弘(京都精華大学)、佐藤 嘉幸(筑波大学)、佐野 正人(東北大学)、佐野 通夫(こども教育宝仙大学)、澤田 稔(上智大学)、塩川 伸明(東京大学)、四方 利明(立命館大学)、品田 知美(城西国際大学)、篠田 実紀(神戸市外国語大学)、柴田 幹夫(新潟大学)、澁谷 知美(東京経済大学)、清水 晶子(東京大学)、清水 賢一郎(北海道大学)、清水 康幸(青山学院女子短期大学)、卜田 真一郎(常磐会短期大学)、下地 真樹(阪南大学)、下村 由一(千葉大学)、庄司 俊作(同志社大学)、白鳥 紀一(九州大学)、申 奎燮(一橋大学)、申 キヨン(お茶の水女子大学)、愼 蒼宇(法政大学)、愼 蒼健(東京理科大学)、新城 郁夫(琉球大学)、新谷 恭明(九州大学)、末永 恵子(福島県立医科大学)、菅本 晶夫(お茶の水女子大学)、杉田 真衣(金沢大学)、杉本 弘幸(佛教大学)、杉山 欣也(金沢大学)、鈴木 茂(東京外国語大学)、鈴木 隆弘(高千穂大学)、鈴木 利一(大阪大谷大学)、鈴木 美奈子(東洋大学)、鈴木 宗徳(法政大学)、住田 一郎(関西大学)、住友 陽文(大阪府立大学)、住友 剛(京都精華大学)、関 啓子(一橋大学)、瀬地山 角(東京大学)、徐 京植(東京経済大学)、徐 達成(朝鮮大学校)、宣 元錫(大阪経済法科大学)、成 元哲(中京大学)、ソン ヘウォン(早稲田大学)、宋 連玉(青山学院大学)、平子 友長(一橋大学)、高 史明(神奈川大学)、高木 竜輔(いわき明星大学)、高島 拓哉(大分大学)、高島 武雄(小山高専)、高須 裕彦(一橋大学)、高田 文子(白梅学園大学)、高橋 晶子(早稲田大学)、高橋 準(福島大学)、高橋 進(龍谷大学)、高橋 哲哉(東京大学)、高橋 寛人(横浜市立大学)、高林 敏之(早稲田大学)、高原 孝生(明治学院大学)、高松 百香東京学芸大学)、高村 竜平(秋田大学)、高谷 幸(岡山大学)、田川 拓海(筑波大学)、瀧口 優(白梅学園短期大学)、瀧澤 憲也(群馬県立女子大学)、竹尾 茂樹(明治学院大学)、竹沢 泰子(京都大学)、竹下 秀子(滋賀県立大学)、武田 俊輔(滋賀県立大学)、竹中 千里(名古屋大学)、竹信 三恵子(和光大学)、田嶋 信雄(成城大学)、田中 聡久(東京農工大学)、田中 雅子(文京学院大学)、田中 正敬(専修大学)、田仲 康博(国際基督教大学)、棚山 研(羽衣国際大学)、谷口 洋(奈良女子大学)、谷口 真由美(大阪国際大学)、田宮 遊子(神戸学院大学)、田村 慶子(北九州市立大学)、多羅尾 光徳(東京農工大学)、太郎丸 博(京都大学)、池 貞姫(愛媛大学)、崔 一英(東海大学)、蔡 徳七(大阪大学)、千葉 眞(国際基督教大学)、趙 宏偉(法政大学)、趙 栄来(朝鮮大学)、鄭 雅英(立命館大学)、鄭 幸子(Hamilton College)、鄭 栄桓(明治学院大学)、柘植 あづみ(明治学院大学)、柘植 新(名古屋大学)、逵 志保(愛知県立大学)、土屋 明広(岩手大学)、筒井 淳也(立命館大学)、堤 圭史郎(福岡県立大学)、綱川 歩美(東京大学)、椿 淳一郎(名古屋大学)、坪井 秀人(名古屋大学)、坪井 由実(愛知県立大学)、鶴田 満彦(中央大学)、鶴見 太郎(日本学術振興会)、鄭 宇民(朝鮮大学校)、tezuka yoshiharu(駒澤大学)、寺尾 光身(名古屋工業大学)、寺沢 拓敬(千葉商科大学)、寺田 元一(名古屋市立大学)、寺中 誠(東京経済大学)、桃原 一彦(沖縄国際大学)、時安 邦治(学習院女子大学)、徳永 理彩(オーストラリア国立大学)、戸田 清(長崎大学)、渡植 貞一郎(麻布大学獣医学部)、外村 大(東京大学)、戸邉 秀明(東京経済大学)、冨山 一郎(同志社大学)、友永 健三(関西学院大学)、豊島 耕一(佐賀大学)、鳥居 和代(金沢大学)、鳥居 達生(名古屋大学)、鳥山 淳(沖縄国際大学)、中井 亜佐子(一橋大学)、仲尾 宏(京都造形芸術大学)、中川 敦(島根県立大学)、中川 克志(横浜国立大学)、中川 武夫(中京大学)、中須賀 徳行(岐阜大学)、永田 浩三(武蔵大学)、中田 英樹(明治学院大学)、中塚 次郎(フェリス女学院大学)、長友 薫輝(三重短期大学)、中西 新太郎(横浜市立大学)、中西 秀(九州大学)、中西 裕樹(同志社大学)、中野 晃一(上智大学)、中野 聡(一橋大学)、永野 潤(関東学院大学他)、中野 敏男(東京外国語大学)、仲野 誠(鳥取大学)、中野 元裕(大阪大学)、永原 陽子(東京外国語大学)、長松 奈美江(関西学院大学)、永岑 三千輝(横浜市立大学)、中村 一成(大阪経済法科大学)、中村 証二(四国学院大学)、中村 平(神戸女子大学)、中村 雅子(桜美林大学)、中谷 いずみ(奈良教育大学)、波平 恒男(琉球大学)、西 泉(沖縄大学)、西口 正文(椙山女学園大学)、西倉 実季(同志社大学)、西崎 緑(福岡教育大学)、西野 可奈(東京工業大学)、西村 正男(関西学院大学)、西山 教行(京都大学)、野口 邦和(日本大学)、野崎 泰伸(立命館大学)、野田 昌吾(大阪市立大学)、朴 三石(朝鮮大学校)、朴 貞順(朝鮮大学校)、箱田 徹(立命館大学)、橋本 誠一(静岡大学)、橋本 伸也(関西学院大学)、橋本 紀子(女子栄養大学)、橋本 みゆき(立教大学)、橋本 礼子(神戸女子大学)、蓮田 隆志(新潟大学)、長谷川 裕子(福井大学)、畑中 敏之(立命館大学)、羽田野 慶子(福井大学)、幡谷 則子(上智大学)、初見 基(日本大学)、浜 邦彦(早稲田大学)、濱田 麻矢(神戸大学)、浜田 麻里(京都教育大学)、林 真理(工学院大学)、林 雄介(明星大学)、林嵜 和彦(福岡教育大学)、原 通範(和歌山大学)、原口 剛(神戸大学)、原科 浩(大同大学)、韓 慶姫(朝鮮大学校)、韓 東成(朝鮮大学校)、韓 東賢(日本映画大学)、韓 興鉄(鶴見大学)、東村 岳史(名古屋大学)、樋口 健志(山形大学)、樋口 直人(徳島大学)、平田 由紀江(獨協大学)、平田 由美(大阪大学)、平野 克弥(コーネル大学)、平野 健(中央大学)、昼間 賢(立教大学)、広井 多鶴子(実践女子大学)、廣岡 浄進(大阪観光大学)、廣瀬 純(龍谷大学)、広瀬 義徳(関西大学)、Field Norma(シカゴ大学)、福井 昌子(大阪経済法科大学)、福岡 安則(埼玉大学)、福島 至(龍谷大学)、福田 邦夫(明治大学)、福田 静夫(日本福祉大学)、福田 進治(弘前大学)、服藤 早苗(埼玉学園大学)、福家 洋介(大東文化大学)、藤井 幸之助(神戸女学院大学)、藤井 誠二(愛知淑徳大学)、藤岡 美恵子(法政大学)、藤澤 房俊(東京経済大学)、藤田 悟(立命館大学等)、藤田 祐(日本女子大学)、藤谷 英男(麻布大学)、藤永 壮(大阪産業大学)、藤野 寛(一橋大学)、藤本 伸樹(近畿大学)、藤本 典裕(東洋大学)、布施 涛雄(早稲田大学)、舟場 保之(大阪大学)、古川 美佳(女子美術大学)、古沢 常雄(法政大学)、古畑 徹(金沢大学)、古屋 哲(大谷大学)、BAE YOUNGMI(立命館大学)、Bae Jongsuck(名古屋工業大学)、星 敦士(甲南大学)、星名 宏修(一橋大学)、星野 香(岐阜大学)、細川 弘明(京都精華大学)、細川 孝(龍谷大学)、細野 辰興(日本映画大学)、細見 和之(大阪府立大学)、布袋 敏博(早稲田大学)、Bonet Vicente(上智大学)、洪 宗郁(同志社大学)、洪 瑛竽(朝鮮大学校)、前田 朗(東京造形大学)、前田 拓也(神戸学院大学)、前田 達朗(東京外国語大学)、前田 年昭(神戸芸術工科大学)、蒔田 直子(同志社大学)、牧野 波(東京外国語大学)、馬郡 貴司(京都精華大学)、ましこ ひでのり(中京大学)、増島 高敬(東京電機大学)、増田 一夫(東京大学)、益本 禎朗(神戸大学)、松井 隆志(武蔵大学)、松田 利彦(国際日本文化研究センター)、松谷 満(中京大学)、松永 友有(横浜国立大学)、松波 めぐみ(関西大学)、松葉 祥一(神戸市看護大学)、松久 玲子(同志社大学)、丸川 哲史(明治大学)、丸川 知雄(東京大学)、丸山 武志(大分大学)、水谷 明子(津田塾大学)、水谷 雅彦(京都大学)、水野 直樹(京都大学)、水野 博達(大阪市立大学)、水野 僚子(日本女子大学)、三ツ井 崇(東京大学)、三橋 広夫(日本福祉大学)、皆川 宏之(千葉大学)、南出 吉祥(岐阜大学)、宮城 公子(沖縄大学)、三宅 晶子(千葉大学)、三宅 忠和(日本大学)、三宅 芳夫(千葉大学)、宮澤 和子(明治大学)、宮原 一郎(武蔵野美術大学)、宮本 真也(明治大学)、宮本 宜宗(沖縄統合医療学院)、宮本 均(佐賀大学)、宮本 弘典(関東学院大学)、宮本 ゆき(DePaul University)、村井 吉敬(早稲田大学)、村岡 英裕(千葉大学)、村上 尚子(津田塾大学)、村田 雄二郎(東京大学)、村田 隆一(横浜市立大学)、文 京洙(立命館大学)、文 鐘聲(太成学院大学)、文 純實(中央大学)、文 世一(京都大学)、望月 太郎(大阪大学)、本岡 拓哉(同志社大学)、本橋 哲也(東京経済大学)、森 茂(金沢大学)、森 千香子(一橋大学)、森 類臣(立命館大学)、守 如子(関西大学)、森 直人(筑波大学)、森 宣雄(聖トマス大学)、森 善宣(佐賀大学)、森田 成也(駒澤大学)、守中 高明(早稲田大学)、守屋 友江(阪南大学)、森山 至貴(東京大学)、師岡 康子(大阪経済法科大学)、諸橋 泰樹(フェリス女学院大学)、安田 次郎(お茶の水女子大学)、安田 敏朗(一橋大学)、矢野 久美子(フェリス女学院大学)、谷部 弘子(東京学芸大学)、山口 昭彦(聖心女子大学)、山口 健一(福山市立大学)、山口 守(日本大学)、山崎 奈々絵(東海大学)、山崎 雄介(群馬大学)、山城 雅江(明治学院大学)、山田 貴夫(フェリス女学院大学)、山中 浩司(大阪大学)、山ノ内 裕子(関西大学)、山本 かほり(愛知県立大学)、山本 薫子(首都大学東京)、山本 正代(法政大学)、湯川 笑子(立命館大学)、湯山 哲守(京都大学)、尹 明淑(同徳女子大学)、吉池 俊子(法政大学)、吉澤 文寿(新潟国際情報大学)、吉田 正純(立命館大学)、吉田 裕(専修大学)、吉成 勝男(立教大学)、吉野 太郎(関西学院大学)、吉村 洋介(京都大学)、米田俊彦(お茶の水女子大学)、米谷 匡史(東京外国語大学)、李 月順(関西大学)、李 建志(関西学院大学)、李 俊植(朝鮮大学)、李 成基(東北大学)、李 孝徳(東京外国語大学)、李 洪章(上智大学)、李 潤哲(朝鮮大学校)、李 英哲(朝鮮大学校)、李 洙任(龍谷大学)、林 哲(津田塾大学)、柳 美佐(同志社女子大学)、廉 貴成(朝鮮大学校)、若尾 政希(一橋大学)、和田 悠(フェリス女学院大学)、渡部 宗助(日本大学)、渡邉 信久(名古屋大学)、渡邊 太(大阪国際大学)、渡邊 芳之(帯広畜産大学)、亘理 陽一(静岡大学)ほか177名

「高校無償化」制度の朝鮮学校への適用を求める大学教職員の要請書

(転送歓迎)

 今年10月、田中眞紀子文部科学大臣は、いわゆる「高校無償化」制度の朝鮮学校への適用について、「この内閣がそろそろ政治的な判断をする時期に来ている」と発言しました。このことに関連して、現政権での速やかな制度適用を求める大学教職員の要請書を作成しました。「年内解散」も議論されるなか、遅きに失した感は否めませんが、とにかくわたしたちの声を日本政府にぶつけたいとの思いで賛同を呼びかけます。要請書をお読みいただき、賛同いただけるようでしたら、11月14日(水)正午午後6時(←締切を延ばしました)までに下記の要領でご署名をお願いします。
(現在、提出日を調整しています。詳細は賛同者にメール等にてお知らせします。)

【署名の仕方】
 下記の署名用フォームのページにアクセスし(携帯からでも可能)、必要事項を記入のうえ、送信してください。
https://ssl.form-mailer.jp/fms/7b8343bc222478

※政府に提出する名簿にはお名前と所属大学のみを記します。職位は提出する名簿の信憑性を担保するために念のために確認させていただくものです。不記入でもけっこうです。なお、インターネット上でのお名前等の公開/非公開については、フォーム上で選択することが可能です。

※今回の要請書は高校の次の段階に位置する高等教育に携わる立場からのものです。何らかのかたちで大学に職を得ていれば教職員の別、常勤・非常勤・有期雇用などの別は一切問いません。もちろん国籍・居住地の別も問いません。

※メッセージをご記入いただいた場合、政府に提出するとともに、報道関係者に公開する可能性があることをご了解ください。不記入でもけっこうです。

※アクセスが集中して送信できない場合は、お手数ですが、しばらく待って再度送信してみてください。1時間に50人以内しか受け付けられません。アクセス制限は1時間毎に更新されます。たとえば10時台にアクセス制限ページが表示された場合は、11:00には解除されます。

※ご質問・ご意見は、次のメール・アドレスまでお願いします。
問い合わせ先: msk_univ@yahoogroups.jp

※最新情報は下記ブログにて更新予定です。
http://d.hatena.ne.jp/mskunv/


2012年11月15日

内閣総理大臣 野田 佳彦 様
文部科学大臣 田中 眞紀子 様
内閣官房長官 藤村 修 様

「高校無償化」制度の朝鮮学校への適用を求める大学教職員の要請書

 2010年4月1日に「公立高等学校に係る授業料の不徴収及び高等学校等就学支援金の支給に関する法律」(以下、「高校無償化」制度と略す)が施行されました。施行当初より朝鮮学校外国人学校のなかでも特殊な扱いを受け、すぐに制度が適用されませんでした。同年11月にようやく文部科学省が審査基準等の規程を公表し、朝鮮学校はその手続きにのっとって申請しました。ところが日本政府は、同月に朝鮮半島の西海(ソヘ)で起こったいわゆる「延坪島(ヨンピョンド)事態」を口実として、審査を突如「停止」しました。それから約2年もの長期間に渡って、朝鮮学校のみ審査が「停止」されるという、異常な行政上の不作為が継続しています。その間、各地の朝鮮高級学校は卒業生を2度送り出し、来春には「高校無償化」制度が始まった年に入学した生徒が卒業の時期を迎えます。かれらに対し、日本政府が不利益を与え、排除のメッセージを送り続けていることに、わたしたちは満腔の怒りを覚えます。わたしたちは高等教育に携わる立場から、朝鮮高級学校のみを「高校無償化」制度の適用外としてきたことに強く抗議します。

 法令制定当初、日本政府は制度適用の可否について、「外交上の配慮などにより判断すべきものではなく、教育上の観点から客観的に判断すべき」と表明していました。これまでほぼ全ての高等教育機関が朝鮮高級学校卒業者の受験資格を認めてきたことからも、朝鮮学校の教育が「高等学校の課程に類する課程」であることは明らかで、教育上の観点から審査すれば適用対象となることは疑う余地がありません。にもかかわらず政府は、政治判断により審査を止めてきました。この間の政府の不作為は、朝鮮民主主義人民共和国に対する敵対的な外交政策の矛先を朝鮮学校の児童・教職員・保護者への攻撃にすりかえたものとする以外に説明不可能です。2010年に国連・人種差別撤廃委員会が、朝鮮学校への「高校無償化」制度の適用除外について、「子どもの教育に差別的な影響を及ぼす行為」として懸念を表明したように、日本政府の措置は法制度的なレイシズムとして国際的にも非難されるべきものです。加えて、この間の日本政府の姿勢は、地方自治体による教育補助金にも悪影響を及ぼし、大阪をはじめ各地で朝鮮学校への補助金支出を削減する動きを助長しています。こうした日本政府および地方自治体による排除は、1948〜49年における朝鮮学校の閉鎖措置に並ぶ歴史的な大弾圧であり、植民地主義と冷戦の重畳する歴史が未だ終結していないことを想起させます。

 本年10月、田中眞紀子文部科学大臣は、この問題について、「審査に時間がかかっており、この内閣がそろそろ政治的な判断をする時期に来ている」という旨を明言しました。わたしたちは現内閣に対し以下の点を要請します。

(1) 「高校無償化」制度を速やかに朝鮮学校に適用すること。
(2) 審査を政治的に停止してきたことに鑑み、2010〜2011年度の朝鮮高級学校在校生に対しても、「高校無償化」制度を遡及適用すること。
(3) この間の日本政府による作為・不作為によって朝鮮学校の生徒と関係者が被った精神的苦痛に対し、公式に謝罪すること。

呼びかけ人(11月12日現在、あいうえお順)

板垣竜太(同志社大学)、市野川容孝(東京大学)、鵜飼哲一橋大学)、内海愛子大阪経済法科大学)、宇野田尚哉(大阪大学)、河かおる(滋賀県立大学)、駒込武(京都大学)、坂元ひろ子(一橋大学)、高橋哲哉東京大学)、外村大(東京大学)、冨山一郎(同志社大学)、中野敏男(東京外国語大学)、藤永壮(大阪産業大学)、布袋敏博(早稲田大学)、水野直樹(京都大学)、三宅晶子(千葉大学)、米田俊彦(お茶の水女子大学

3月4日提出行動のご報告

 3月4日、「朝鮮学校への「高校無償化」制度即時適用を 求める大学関係者の要請書」を提出するため文部科学省に要請行動 におもむきました。参加者は中野敏男、坂元ひろ子、米田俊彦、外村大、鵜飼哲の5名でした。文科省から出席したのは高校無償化支援室室長補佐の河村雅之氏でした。

 会見は11時30分より約30分にわたって行われました。われわ れの入室と手渡しの場面をテレビ朝日が撮影しました。最初に要請 書を手渡し、1000名を超える賛同が得られたことにみられるように、問題発生の1年後にも大学関係者の間でこの問題に関する関 心が高いことを指摘しました。そのうえで、政府による審査手続き の中断をあらためて批判し、
1)「高校無償化」制度が謳うところ の「全ての意志ある高校生等が安心して勉学に打ち込める社会」の 確立のためには制度自体が不動の原則の上に打ち立てられなければ ならず政治情勢の動向に左右されてはならないこと
2)特定扶養 控除の増税に加え、この間の政府の対応が東京、大阪などで補助の 中断を引き起こし、「高校無償化」政策が不条理にも朝鮮学校の生 徒および保護者にとって大きな負担増を招いた責任はきわめて重大 であること
 の2点を口頭で補足しました。

 それに対し河村氏は、昨年4月以降の文科省の取組みの経緯を振り返り、有識者会議を経て11月5日に適用基準が決定されたが北朝 鮮による砲撃後総理大臣の指示で審査プロセスが停止され、いまだ 政府内で砲撃以前の状態に復帰したという確認がなされず、再開に 向けた合意が取れていないという説明を行いました。朝鮮学校から 申請書は届いており、支給額も予算に積算はされていて、政府としても出さないと言っているわけではない、ただ、現状では早期の解決は困難であるという見方を示しました。地方自治体の対応については国から意見を言える事柄ではなく、神奈川のように最終的に補助を継続する決定を下したところもあるといった返答で、われわれ の指摘に正面から応じる姿勢は見られませんでした。総じて、文科省としてはやるべきことはやったが今は如何ともし難いという対応 に終始していました。

 さらにわれわれの側からの本年度の卒業生に対する支給についての質問には、ともかく決断を下したわけではないという返答しか帰っ てこず、また、この審査中断が民族差別であり人権侵害であるとい う自覚はあるのか、これでは文科省としての仕事ができないという 気持ちはないのかという問いかけに対しては、審査過程の再開を急ぎたいという気持ちはある、ただし、2月9日の官房長官発言にあったように「国民の生命と財産」への配慮も無視できない、その一方「現場からの声」も届いており、「総合的」に判断することに なるだろうという返答でした。さらに、文科省で埒があかないので あれば首相官邸に言うしかないのかという質問には、2月26日に 集会があったことは知っているという返事で、官邸への要請を確認 しているということを示唆したものと思われます。

 最後に、たとえ 戦争中であれ民族差別は許されないという指摘に対しては、もはや有意味な応答は返ってきませんでした。

 その後、12時過ぎより記者会見を行いました。

3月4日(金)に文科省に提出行動を行います

要請書提出

 時間 11時30分〜
 場所 文部科学省旧庁舎応接室

記者会見

 時間 12時〜  
 場所 文部科学省記者クラブ会見室

※記者会見、要請書提出には一般参加できませんのでご了承ください。後日報告いたします。

要請参加者

 中野敏男(東京外国語大学
 坂元ひろ子(一橋大学
 鵜飼哲一橋大学
 米田俊彦(お茶の水女子大学
 外村大(東京大学

朝鮮学校への「高校無償化」制度即時適用を求める大学関係者の要請書

(以下、転送歓迎)

 朝鮮学校にいわゆる「高校無償化」制度の即時適用を求める大学関係者の要請書を作成しました。要請書をお読みいただき、賛同いただけるようでしたら、2月28日(月)夜12時まで【←延長しました】に下記の要領でご署名をお願いします。

【署名の仕方】
 下記の署名用フォームのページにアクセスし(携帯からでも可能)、必要事項を記入のうえ、送信してください。
https://ssl.form-mailer.jp/fms/9f2ca06b140640

※政府に提出する署名にはお名前と所属大学のみを記します。職位はデータの客観性を担保するために念のために確認させていただくものです。不記入でもけっこうです。

※今回の呼びかけは「大学関係者として」という立場からのものです。何らかのかたちで大学に職を得ていれば教職員の別、常勤・非常勤・有期雇用などの別は一切問いません。もちろん国籍・居住地の別も問いません。

※メッセージをご記入いただいた場合、政府に提出するとともに、報道関係者に公開する可能性があることをご了解ください。不記入でもけっこうです。

※アクセスが集中して送信できない場合は、お手数ですが、しばらく待って再度送信してみてください(2.23加筆:1時間に50人以内しか受け付けられません。アクセス制限は1時間毎に更新されます。たとえば10時台にアクセス制限ページが表示された場合は、11:00には解除されます)。その他、ご不明の点については次の問い合わせ先にご連絡ください。
問い合わせ先: msk_univアットyahoogroups.jp

※最新情報は下記ブログにて更新予定です。
http://d.hatena.ne.jp/mskunv/


2011年2月 日
内閣総理大臣 菅直人
文部科学大臣 高木義明
内閣官房長官 枝野幸男

朝鮮学校への「高校無償化」制度即時適用を求める大学関係者の要請書

  「全ての意志ある高校生等が、安心して勉学に打ち込める社会をつくる」ことを目的に設けられた公立高校無償化・高等学校等就学支援金制度(以下「高校無償化」制度)が始まって間もなく1年を迎えようとしていますが、いまだ朝鮮学校の生徒には就学支援金が支給されていません。大学はいま入試シーズン真っ只中ですが、公私立の高等学校、高等専修学校朝鮮学校以外の外国人学校の生徒らは同制度の恩恵を受ける一方で、朝鮮学校の生徒のみ「安心して勉学に打ち込め」ない状態で受験せざるを得ないという露骨な格差が生じています。わたしたちはこの異常な事態を決して容認することができません。

 政府は、「高校無償化」制度の朝鮮学校への適用については、「教育上の観点から客観的に判断するものであって、外交上の判断などにより判断すべきものではない」と国会の場などで明言してきました。ところが、幾度も適用の判断を先送りにしたあげく、昨年11月23日の延坪島砲撃を受けて、「北東アジア地域全体の平和と安全」なる観点から手続きを「停止」しました。これは誰が見ても矛盾であり、外交問題朝鮮学校への就学支援金支給に転嫁する措置に他なりません。そうした揺れ動く政府の対応の影響をも受けながら、大阪府や東京都をはじめとする複数の都道府県では、長年にわたって朝鮮学校に支給してきた教育助成の「中断」「留保」などの措置をとるにいたっています。さらに、今年から特定扶養控除の減額がはじまり、高校生相当の年齢の子どもをもつ保護者は増税となります。つまり、朝鮮学校に子どもを通わせる保護者には、幾重もの不利益が課せられることになります。

 20世紀の日本は朝鮮の民族教育を弾圧してきました。植民地支配下での民族教育の監視と弾圧、日本の敗戦後に広まった朝鮮人学校の強制閉鎖措置、その後自主的に再建された朝鮮学校にも様々な排除の政策がとられてきました。昨年来の政府・地方自治体の一連の措置は、まさにその歴史に連なるものであるといわざるを得ません。

 わたしたちは、4月に遡って朝鮮学校に就学支援金制度を即時適用することを、強く要求します。

呼びかけ人(五十音順)
板垣竜太(同志社大学)、市野川容孝(東京大学)、鵜飼哲一橋大学)、内海愛子早稲田大学)、宇野田尚哉(大阪大学)、河かおる(滋賀県立大学)、駒込武(京都大学)、坂元ひろ子(一橋大学)、高橋哲哉東京大学)、外村大(東京大学)、冨山一郎(大阪大学)、仲尾宏(京都造形芸術大学)、中野敏男(東京外国語大学)、藤永壮(大阪産業大学)、布袋敏博(早稲田大学)、水野直樹(京都大学)、三宅晶子(千葉大学)、米田俊彦(お茶の水女子大学


賛同者(2011年3月3日時点、1016名)

※賛同署名受付は終了しました。ご協力ありがとうございました。
※賛同者の中で、賛同者一覧の名簿を確認されたいという方は、事務局(msk_univ アット yahoogroups.jp)までご連絡ください。

朝鮮学校への「高校無償化」の即時適用を求める要請書

2011年1月24日
内閣総理大臣 菅 直人 様
文部科学大臣 高木義明 様
内閣官房長官 枝野幸男 様

朝鮮学校への「高校無償化」の即時適用を求める要請書

 本年1月17日付で、学校法人・東京朝鮮学園高木義明文部科学相に対し、「就学支援金の支給対象校に指定しないのは行政の不作為に当たる」として、行政不服審査法に基づく異議申し立てをしました。わたしたちは、日本政府に対し、このたびの朝鮮学校による異議申し立てに真摯に対応し、手続き「停止」という措置を一刻も早く解除し、昨年4月に遡って支給できるように即刻「高校無償化」制度を適用すること、さらにその時々の情勢に流され朝鮮学校の生徒や関係者を翻弄してきたことに対して謝罪することを要求します。
 新聞報道によれば、文部科学省は、朝鮮学校と同じ規程に則って同時期に適用を申請した横浜市内のインターナショナルスクール1校については、手続きを進めているとのことです。これにより、朝鮮学校に関してのみ手続きを「停止」している現状は、「外交上の配慮などにより判断すべきものではなく、教育上の観点から客観的に判断すべき」としてきた従来の政府方針に矛盾するものであることが、明確になりました。文部科学大臣が規程を公示して間もなく手続きを「停止」するという措置は、恣意的な権力の行使にほかならず、遅滞なき審査を定めた行政手続法・第7条にも違反しています。
 政府のこうした姿勢は、地方自治体による朝鮮学校への教育助成にも負の影響を及ぼしています。東京都は昨年12月、「政府が朝鮮学校の高校授業料無償化の運用手続きを停止するなど今後が不透明」という理由を挙げて、朝鮮学校への補助金の支出を当面中止する方針を固めたと発表しました。他にも支出を「留保」するなどの措置をとっている自治体がありますが、日本政府が朝鮮学校を「高校無償化」の対象とするかどうかの判断を留保しつづけていることが、そうした動きに拍車をかけてきたのです。これはまさに政府こぞっての朝鮮学校への迫害に他なりません。昨春から揺れ動く政策に翻弄され続け、その都度メディアや政治家などにバッシングされてきた朝鮮学校の生徒と関係者の精神的苦痛を少しでも想像したことがあるでしょうか。
 私たちは日本政府に対し、直ちに手続きの「停止」を撤回し、「高校無償化」制度を速やかに適用すると共に、朝鮮学校の生徒・関係者に謝罪することを要求します。

板垣竜太(同志社大学)、市野川容孝(東京大学)、鵜飼哲一橋大学)、内海愛子早稲田大学)、宇野田尚哉(大阪大学)、河かおる(滋賀県立大学)、駒込武(京都大学)、坂元ひろ子(一橋大学)、高橋哲哉東京大学)、外村大(東京大学)、冨山一郎(大阪大学)、仲尾宏(京都造形芸術大学)、中野敏男(東京外国語大学)、藤永壮(大阪産業大学)、布袋敏博(早稲田大学)、水野直樹(京都大学)、三宅晶子(千葉大学)、米田俊彦(お茶の水女子大学